あの日から。

8月8日。

あの日から一年が経ちましたね。

1年前はこんなにも日常が変化してしまうとは想像もしていなくて、

"きっと来年の夏もTravis Japanと笑えるんだ"

そう思ってました。

とはいえ、新しい日常の中で、新しい方法で

彼らは今日も私たちのために尽力してくれています。

 

一年前の今日は私にとって

最悪で最高で忘れられない日でした。

私だけじゃなくて、沢山のヲタクにとって忘れられない日なのではないでしょうか。

 

前置きとして伝えたいのは、

決して私はあの日を嫌な思い出とは思っていないということ。

トラウマでもなんでもありません。

一年も経った今、何故私が筆を執ったかというと、

このままあの日が地雷と思われ続けるのは嫌だからです。

勿論捉え方は人それぞれ。感じ方も人それぞれ。勿論何とも思ってない人もいる。

だから、"まだあの映像を見返せない" その人たちを悪いだなんて思わないし、

おかしいとも思わない。

 

でも実際にあの場であの瞬間を過ごした3万人のうちの1人であった私が今思う事を伝えたい。

それに嫌な印象ばかりが先行してしまうのは、

デビューした15人にも失礼だと私は思うから。

 

ただそれだけの気持ちで綴ります。

ようは自己満の振り返りです。

 

 

 

 

 

 

あの日私もぐちゃぐちゃに泣いた一人でした。

あの瞬間何かを考えてたとか、何も覚えてない。

気付いたら震えて泣いてた。

 

正直ライブの構成から"何か"があることはわかってた。悟ってた。

でも気付かないようにして、一瞬一瞬を楽しんでた。

メインステージの大階段で大サビで登場したTravis Japanさんは本当にかっこよかったし、

宮近さんの言葉であがる花火も綺麗で、

あぁ、凄いな。この人たちやっぱり凄い。

そう思ったし、そんな人たちを応援できてることが嬉しかったから。

 

私の入ってたブロックはトラジャ担が少なくて隣も後ろもHi美ちゃんや忍者ちゃんのヲタクだったから、

私も一緒においシャン踊ったりしてた。本当に楽しかったの。

 

でもMCでトラジャが捌けて、その"何か"が"デビュー発表"だって答え合わせができた。

わかってた。当時トラジャはあの2グループに肩を並べられていなかったことも。全部。

震えて泣きながら、これが現実だと受け止めながら何処か逃げたくて、

でも、2グループがやっと掴んだ切符を祝福したい気持ちもあって。

本当にぐちゃぐちゃだった。

 

会場全体が同じ空間とは思えないくらい

喜怒哀楽が混じり合ってて、

みんな同じ"ジャニーズJr."のヲタクなのに、

其々が其々の感情に翻弄されてた。

 

そのあと暫くのことはあんまり覚えてないです。

ただ大きなスクリーンに涙する如恵留の姿と、

寄り添うしめの姿が映ったことくらいしか覚えてない。

"あぁ、ごめんね。泣かせてごめんね。こんな思いさせてごめんね。"

そんな感情が続いてた。

 

何となく記憶があるのはダイヤモンドスマイルくらいからかな、、、?

夢ハリははっきり覚えてる。

先程も書いた通り、私の周りは10代の子のファンが多かったから

兄組のコーナーのときは座ってる子も多かったのだけど、

夢ハリはみんな立ってペンラ振ってくれて。

後ろの子たちは最後は私と隣の宮近担と一緒に歌ってくれてた。

凄く凄く嬉しかった。

トラジャを応援してくれるんだって。

素敵だなって思ったし、私も変わらず

トラジャより若い子達ももっと応援したいと思った。

 

その後からは大体のことは覚えてるし、

さっきまで気持ちがバラバラだった会場が一つになれた、

勇気100%の威力は本当に凄かったと思う。

あそこからはずっと笑えてた気がする。

 

 

 

一年後の8.8の私は、いつもと変わらず仕事。

通勤電車で去年の配信を見返していて、

夢ハリを見ていたとき、

 

後ろで踊ってくれているまだお衣装がぶかぶかなくらい小さな少年たちの目に、

前のお兄さんたちの背中はどう映ってるのかな?

かっこいいな、素敵だな って思ってもらえてたらいいな。

 

そう思いました。

今までTravis Japanさんに夢中だったし、

今まで観た中で一番熱い夢ハリだったし、

沢山の思い出がつまってたから、

あまり後ろの子たちをみれていなかったけど、

時間が経って、こんな風にみれるようになるんだなとも思った。

 

あの日から彼らの姿勢が今までとは

確実に変わったと思う。

それが結果的に今、

テレビのお仕事やドラマのお仕事、CM、

舞台にソロライブ………

沢山のありがたいお仕事に繋がったと思う。

これからも沢山繋がっていくと思うし、

立ち位置も一年前とは明らかに変わってきてる。

 

1年間、もうわけわからなくなって

ついていけないかもダメかもって何回も思ったり、逆にもっと力になれるようにって空回りしたりもしました。

でもこの前のしめパラでしめは去年と同じ言葉を真っ直ぐ伝えてくれたから、

これからもこの人について行きたいって

改めて思えた。

これから先も彼が見つめる先にある未来を

一緒に見にいきたいです。

 

Travis Japanさん、

"行くしかねぇだろ。"